ストリーミングアンプ YAMAHA WXC-50 の開封 HD
ワイヤレスストリーミングプリアンプ、YAMAHA WXC-50 を買いました。 radiko.jp などのネット配信番組を聴いたり、NAS(DLNAサーバ)に保存された音楽ファイルを再生できます。 操作はすべてスマホのアプリ、YAMAHA MUSICCAST から行います。 あまり期待してなかったんですが意外と音質も良いです。とは言え、価格相応です。 以下、マニアックな話。 1990年代の PHILIPS DAC7 などの 1bit DAC全盛期に、DENON などは 20bitマルチビットDAC機を作っていました。自然な音が出る 1bit機と比べて、不自然に音が太くなるマルチビット機は違和感がありました。 この WXC-50 は、1990年代のマルチビット機のような音がします。フラットに設定されたイコライザーを通してるような感じです。位相がおかしいというか。 発売自体はけっこう前なので、使ってる DAC なども古いものだと思います。スペックから推測するに ESS9006A あたりでしょうか。最新式のデルタシグマDAC だと思うんですが、音はマルチビット機から進化していませんね。 オーディオマニア向けの機器ではないので音質を評価するべきではないと思うので参考程度にどうぞ。 便利に使えれば良いんです。この手の機器は。 ただし、謹製アプリの作りがいまいちです。 曲が検索できない。アーティストからたどっていってもアルバムを選ぶ画面になる(DLNAサーバの仕様?) そして最大の欠点は再生キューが作られないことです。曲をタップすると、即座に再生が切り替わってしまいます。 DLNAクライアントなので、他のアプリでもいけるかもしれません。今後、検証してみます。